こんにちは。
今日はスラーの練習の仕方についてです。
今日はスラーの練習の仕方についてです。
左手が押さえられるようになってくると
スラーのついている曲の練習が始まります。
初めは弓をどっちに動かしたら良いのか
混乱してしまうかもしれませんね。
そんな時はまずは
右手に集中することから始めましょう!
練習方法③でお話していますが、
演奏中はどうしても右手ではなく
左手に集中してしまう方が多いです。
スラーが上手くいかないのは
100%右手に原因があります。
スラーの練習をする時は
右手に集中しましょう!
まずは弓の配分を決めましょう。
弓の配分がしっかりできていないと、
途中で弓が足りなくなったり
逆にたくさん余ってしまって、
スラーがバランス良くひけません。
スラーの中に
いくつの音が入っているかを確認して
弓の配分を決めます。
例えばこの楽譜の場合
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s14e87ea1cac2a2f3/image/i23571de1724c0eb1/version/1643338699/image.png)
スラーの中に
四分音符が2つずつ入っていますね。
まずスラー全体で使う弓の幅を決めて、
その真ん中で音が変わるようにしましょう。
弓を全部使う場合は
弓の真ん中で音を変えます。
弓に印を付けてメトロノームを鳴らしながら
練習すると良いですよ!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s14e87ea1cac2a2f3/image/i593947d494eb5807/version/1643345630/image.png)
印の所で音がちゃんと変わっているか
確認しながら練習しましょう!
私がレッスンで使っている
『新しいヴァイオリン教本』や
『ヴァイオリン音階教本』では、
音階はひけるようになったら
少しずつスラーを長くしていくように
書かれています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s14e87ea1cac2a2f3/image/if12e5fd9ceb78a7b/version/1643346002/image.png)
この音階のスラーの練習も
弓の配分がとても重要です。
スラーの弓の配分が上手くいかずに
音が汚くなってしまうと、
音程が取れていてもキレイに聴こえません。
特にアップの最後で弓が足りなくなって
音が汚くなる方がとても多いので、
アップの弓の配分は
ダウンよりも気を付けてください。
弓に印を付けて、
スラーの中の音を同じ幅でひけるように
練習しましょう!
この音階の練習は
前半がスラーの中に4つ又は8つ
後半はスラーの中に3つ又は6つの音が
入ります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s14e87ea1cac2a2f3/image/i298fc1d67200308f/version/1643347219/image.png)
同じ音階の中で
弓の配分を変えなくてはいけないので、
最初は前半だけ、後半だけと別に練習して
できるようになったら
全体を通してひいてみましょう。
汚い音が出ると
左手を一生懸命に直そうとする方が
本当に多いです。
でも、弓の配分を直すように指導すると
みなさん音がとてもキレイになります。
スラーの練習は右手に集中することを
忘れないでくださいね!
スラーの練習、次回も続きます。
それでは、また🌸
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