こんにちは。
4月、春ですね。
関東ではもう桜は散り始めています。
今日は雨で冬のように寒いですが、
最近少し湿度が高くなって、
寒くても空気が冬とは違うな、と感じます。
季節の変わり目は
人間も体調を崩しやすいですが、
ヴァイオリンもコンディションが
変わりやすい時です。
自分のヴァイオリンをよく観察して、
変化に対応しましょう!
4月、春ですね。
関東ではもう桜は散り始めています。
今日は雨で冬のように寒いですが、
最近少し湿度が高くなって、
寒くても空気が冬とは違うな、と感じます。
季節の変わり目は
人間も体調を崩しやすいですが、
ヴァイオリンもコンディションが
変わりやすい時です。
自分のヴァイオリンをよく観察して、
変化に対応しましょう!
まず、わかりやすいのは弓です。
冬は乾燥するので、
弓の毛がどんどん張ってしまいます。
『普通に張ってたはずなのに、
いつの間にかこんな張ってる!』
なんてことが、
よくあったのではないでしょうか?
冬はいつもより弓の張りを弱くしますが、
春は少しずつ湿度が高くなるので、
冬と同じように弓を張って練習していると、
気が付いたらすごく緩んでしまっている
ということがあります。
弓があまりにも緩んでしまうと
弦に弓の木の部分が当たってしまうので、
練習中は時々弓の張り具合を確認して
調整してください。
弦にも調整が必要です。
『最近、ペグが回りにくい』
ということはありませんか?
乾燥している時は木が縮むので
ペグは緩みやすくなりますが、
湿度が上がってくると
ペグは回りにくくなります。
冬はすぐに緩んでしまわないように
ペグが硬くなるように弦を張るので、
湿度が上がってくる春は
冬の調整ではペグが回りにくくなることが
あります。
ペグが硬くて回らない、という時は
弦の張り方を変えて調整しましょう。
張り方は以前のブログで説明していますので
参考にしてくださいね。
また、湿度が上がると
音程が下がりやすくなるので、
何度もチューニングをして
音程を合わせなくてはいけません。
音程が狂いやすい時は
駒が傾いてしまう可能性が高い時期です。
駒の角度をよく確認して
もし傾いていたら調整しましょう。
駒の角度や調整の仕方は
こちらのブログを参考にしてくださいね。
自分で調整するのは不安だ、という方は
先生や楽器屋さんにお願いしましょう!
人間が体調を崩しやすい時は
ヴァイオリンの状態も
悪くなりやすい時です。
季節の変わり目は体調管理と共に、
ヴァイオリンの状態にも気を付けましょう!
それでは、また🌸