こんにちは。
今回もオーケストラの楽譜の書き込み
についてです。
今回もオーケストラの楽譜の書き込み
についてです。
12、楽器の略称
この書き込みの意味は何だと思いますか?
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s14e87ea1cac2a2f3/image/i66600bcd7a4517c4/version/1651718337/image.png)
『Tp』と書いてありますね。
これはトランペットという意味の
書き込みです。
オーケストラでは
色んな楽器が同時に演奏をしています。
この部分はどの楽器に合わせて演奏するかを
わかりやすくするために、
楽譜に楽器の略称を書き込みます。
また、先程の楽譜のように
自分の休みが長い時に数え間違えないように
『ここでこの楽器の音がする』
というガイドの目的で
楽器の略称を書き込むこともあります。
楽器の略称は
サッと書き込めて場所を取らないので、
覚えておくと非常に便利です。
それでは、
主な楽器の略称を見ていきましょう!
・弦楽器
1st (1st ヴァイオリン)
2nd (2nd ヴァイオリン)
Va (ヴィオラ)
Vc (チェロ)
Cb (コントラバス)
Hp (ハープ)
(ちなみに、オーケストラでは
1stと2ndを分けて書き込みますが、
ヴァイオリンの略称はVnです)
・木管楽器
Fl (フルート)
Ob (オーボエ)
Cl (クラリネット)
Fg (ファゴット)
・金管楽器
Tp (トランペット)
Tb (トロンボーン)
Hr (ホルン)
・打楽器
Timp (ティンパニ)
オーケストラには他にも楽器は出てきますが
今回は書き込まれることの多い楽器を
ピックアップしました。
楽器の略称は印刷されている時もあるので、
代表的なものは覚えておきましょう。
自分で書き込む時は文字数が多少違っても
意味がわかれば大丈夫です!
トランペットはTpではなくTrp、
ホルンはHrではなくHrnでもわかりますよね。
あまり神経質にならずに
サッと書けて理解できたらOKです!!
隣の席の人が理解できなかった場合は、
その時は書き直してくださいね。
今回でオーケストラの楽譜の書き込みに
ついては終わりです。
『あ!これもあった!!』
というものがあったら、
またブログに書きたいと思います。
以前もお話しましたが、
オーケストラの弦楽器は
2人で同じ楽譜を見て演奏します。
書き込みはどんどんして構いませんが、
隣の奏者も見やすい書き込みをすることが
鉄則です。
自分が『上手だな』と思う奏者の
楽譜の書き込み方を真似をしてみても
良いですね。
書き込みはとにかく
シンプルに最低限のものにすること!
誰が見てもわかりやすい楽譜を
作りましょう!
それでは、また🌸